さつまいも その1
いも焼酎の原料といえば、もちろん「さつまいも」ですよね。
なかでも最も多く使われているのが、「コガネセンガン」という品種のサツマイモなんです。
漢字では、『黄金千貫』と書きます。
コガネセンガンは、品種改良によってでんぷんが豊富で、でんぷん用の芋として、1966年に鹿児島で生産が始まりました。
しかし、当時はまだいも焼酎用のさつまいもは栽培されていませんでした。
食用やでんぷん用に作られたさつまいもの一部を焼酎用に使っていました。
コガネセンガンは、でんぷんが豊富で、焼酎造りにはとっても適していました。
1970年頃になると、コガネセンガンを栽培する農家も増えてきて、鹿児島県内で作られるいも焼酎の原料に、コガネセンガンを使うところが増えてきました。
同じ鹿児島産のコガネセンガンでも、栽培する土地によって味が違います。
鹿児島県の西部、薩摩半島は黒土、東部の大隈半島は赤土のシラス台地。
土地のちがいで芋の味が変わります。
当然、造られる焼酎の味にもちがいが出てきます。
薩摩半島でとれたコガネセンガンで造った焼酎は、甘くてふくよかな味わいが楽しめます。
大隈半島でとれたコガネセンガンで造った焼酎は、すっきりとしていて飲みやすいです。
コガネセンガンは、ぽってりとした形で、うすく黄色がかった白っぽい皮をしています。
蒸すと甘い香りがただよってきます。食べてもホクホクして、甘いのです。
この香りと甘さが、いも焼酎のフルーティーな香りと味を出しているのです。
<コガネセンガンを使ったおもな焼酎>
日本中に西酒造の名を知らしめた「宝山」シリーズの代表格の焼酎「富乃宝山」
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不二才 ぶにせ 芋焼酎 720ml1800ml 佐多宗二商店
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(有)万膳酒造「山小舎の蔵 萬膳」