大麦
焼酎ブームの火付け役として、一躍有名になったのは麦焼酎ですね。
焼酎の中でも一気に人気が高まった麦焼酎です。
スッキリとして、軽やかな味わいとフルーティな香りがして、広くみなさんに受け入れられました。
麦焼酎の麦は、ビールと同じ大麦が原料になります。
大麦は、穂の6列すべてが結実する「六条大麦」と、穂の2列だけ結実する「二条大麦」という2種類の大麦に大別されます。
焼酎やビールの原料に使われるのは、「二条大麦」です。
麦焼酎の原料の大麦は、オーストラリアなど外国産の大麦を使うことが多いです。
国内産の麦では、「ニシノチカラ」「イシュクシラズ」という品種があります。
大麦の原材料にする処理は、殻皮の下の部分を削り取る作業で「搗精(とうせい)」と呼ばれる作業があります。
焼酎向きの大麦は、この「搗精(とうせい)」がやりやすい品種がいいようです。
品種改良によって、九州農業試験場で育成された「ニシノホシ」は、従来の品種よりも収穫量が多いし、殻皮を削り取る作業にかかる時間が短いので、九州の酒造所では多く使われています。
もちろん、焼酎造りに一番必要なでんぷんの量も多いです。
<おもな麦焼酎>
ニシノチカラ
・ゑびす酒造「けいこうとなるも」
・天草酒造「麦製天草」
ニシノホシ
・黒木本店「中々」
・尾鈴山蒸留所「山猿」