泡盛と古酒
泡盛(あわもり)と古酒(クース)の違いは…
【泡盛】
泡盛は、タイ米と黒麹菌で造られます。
まず、蒸したタイ米に黒麹菌を混ぜて麹を造ります。
麹に水と酵母を加えてもろみをつくり、それを充分に発酵させて、蒸留すれば『泡盛』ができます。
麹(こうじ)づくりは、泡盛の味を左右する要のひとつです。
麹(こうじ)を育てる人を「コウジサー」と呼び、かつては女性が多かったといいます。
麹(こうじ)は微生物の働きで育つので、まさに「生き物」なんです。
昼夜を問わず成長を見守り、夜中に毛布をかけたり外したり、細やかさが必要で、女性向の仕事とされていました。
【古酒(クース)】
「泡盛」を3年以上の長い歳月をかけて熟成を重ねたものだけが、「泡盛」の逸品と賞賛される『古酒(クース)』と名乗ることができます。
時間をかけるほどに、熟成を深めるほどに、「泡盛」の味わいは芳香を増し、舌の上をころがるようなまろやかさが加わってきます。
古来より特に珍重された『古酒』は、宮廷で遠来の客をもてなすために用いられたというエピソードからも伝わるように大変な貴重品でした。
時間をかけながら、旨さに磨きをかける『古酒』。