いも焼酎
さつま芋特有のソフトで甘味があり、水または湯と焼酎をどんな割合で混ぜ合わせても、風味のバランスがくずれないのが特徴です。
いも焼酎は、さつまいもと米麹、あるいはさつまいも麹から作られます。
さつまいもはでんぷん質が少なく、麹にしてもアルコールが出来にくいため、一般的に米麹で仕込みます。
鹿児島県が一大生産拠点であり、鹿児島で酒と言えば『いも焼酎』のことをいいます。
第一次焼酎ブームの際には「すっきり」「さっぱり」という流れだったため、香りが濃厚で味わい深いいも焼酎は「臭い」「くどい」と見られてしまい、注目されませんでした。
味わいは甘い舌触りが特徴で、香りは米や麦に比べて際だちます。
これは麦や米と異なり、常圧蒸留で蒸留されることが多いこととさつまいも自体の香りや甘みが米や麦と違って強いことが理由と考えられています。
主なサツマイモの酒類
・コガネセンガン
原料としては断トツ。でんぷん含有量が多い。
『花と蝶』『一壷春(いっこしゅん)』『佐藤』『さつま寿』など
・ベニハヤト
中はあざやかなオレンジ色。ベータカロチンを多く含む。
『紅隼人』など
・ベニアズマ
中は黄色。焼き芋でもお馴染み。香りが高くて甘みも強い。
『宝山 蒸撰紅東』など
・ムラサキマサリ
中は鮮やかな赤紫。アヤムラサキとシロユタカの交配種。ポリフェノールが多い。
『赤霧島』など
・ジョウホワイト
焼酎専用に開発された。フルーティな香り。食用には向かない。
『ひとり歩き』『夢鏡』など
・シロユタカ
でんぷんに富み、収穫量も多い。貯蔵性も高い。
『宝山 蒸撰白豊』など
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